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ピーターバラ大聖堂

先週、所用があってPeterborough(ピーターバラ)というところまで出掛けてきました。
ピーターバラはケンブリッジから50kmほど北にある街。
ついでにというか、私にとってはこちらがメインだったのだけれど、有名なPeterborough Cathedral(ピーターバラ大聖堂)を見てきました。

ピーターバラ大聖堂は、イングランドにおけるノルマン様式建築物の中で最も美しいと言われている大聖堂だそう。
655年に教会として設立されて、破壊・火災などを経て12世紀に再建されたのが現在の大聖堂だそうで、イングランド・ゴシック様式のファサードだとか、ノルマン様式の装飾天井だとか、見どころが盛りだくさん。

とは言っても、私は歴史や建築にとっても疎いので、○○期だとか××様式とか言われても何の事だかさっぱり…という感じ。
我が夫は仕事柄いろいろと知っているので、××様式はどんな建築かとか説明してくれるのだけれど、私は毎回右から左。
単語もいまいちわからんし、馬の耳に念仏とはこのことですよ。
知識がなくたって荘厳な建物の素晴らしさは感じられるもんね、ということで満喫して参りました。




こちらがピーターバラ大聖堂。
圧巻!!




聖歌隊が座る席。
木彫りの細かさがこれまたすごい。



木製天井も必見です。
写真がいまいちで素敵さが伝わらないけども…




こちらの天井は、イングランド・ゴシック期の扇状ヴォールトとやら。
名前を聞いてもなんのことやらって感じだけれど、実に見事な細かい装飾。



ステンドグラスの数は少なめだったけれど、表情や衣装まで細かい作りで素敵。



こちらは、1200年以上前に彫られた石。
キリスト、聖母マリア、10人の使徒が彫られているらしい。
1200年以上も経っているのに、彫られた像が未だにくっきりと残っているのがすごい!


京都や奈良をはじめとして日本の建築物も素晴らしくて大好きだけれど、文化の違うこちらの建築物もすごく興味深くて大好きです。
いつまでイギリスに住むか分からないけれど、こちらにいる間にできるだけ多くのところを見て廻りたいなぁ。

夏の始まり

28日の日曜日、イギリスではサマータイムが始まりました。
深夜1時に1時間時計を進め、日本との時差は8時間に。
1時間でも時差が縮まるのは嬉しい。
電話をしたり、携帯にメールをしたりする時に、この1時間の差は結構大きいのです。

サマータイムのおかげで、朝はやや薄暗く、夜は7時を過ぎても明るくなりました。
得したような、損したような、何だか不思議な感じ。
サマータイムが始まって暖かくなるかと思いきや、ぐっと冷え込んで寒くなりました。
今週は雪になる日があるとか。
まぁイギリスの天気予報は外れることが多いので、当てにはならないけれど。

サマータイム初日の昨日、大好きなマーリーン伯母さん(以前の記事は
こちら)宅にお呼ばれしてきました。
彼の伯父&伯母様方、従兄弟とその彼女達、総勢17名のランチパーティー。
キッチンやダイニング、お庭などで食前酒を片手にみんなでお喋りすること1時間。
その後、ダイニングにギュウギュウ詰めになっての食事が始まりました。

てんこ盛りの小エビのカクテルに始まって、尋常じゃない大きさのローストビーフにものすごい量の付け合わせ、デザートに至っては4種類!
お腹がはち切れそうでもう1センチたりとも動けんよ…と思ったところにやってきたのは、これまたかなりの大きさのチーズプレート+クラッカー、フルーツ、色々な種類のチョコレート。
チョコホリックの私としてはチョコも食べたかったけれど、エスプレッソを飲むだけで精一杯。
なのに、みんな食べること食べること、、、
食事もデザートもあんなに食べておきながら…
私も結構食べる方だけれど、そんな私の2−3倍は食べていたはず!
しかもみんなお酒が強くていらっしゃる。
ワインやらシャンパンやらジン、ウォッカなど恐ろしい程ガブ飲みです。
イギリス人の胃袋はどうなっとるんじゃ、、、と毎度のことながら驚かされます。


マーリーン伯母さんは料理がお得意。
デザートは特筆ものと聞いていたのだけれど、確かに見目麗しくかつ美味しかった!(ただし甘さはイギリス基準)
特に楽
しみにしていたのがpavlova(パヴァロバ)というデザート。
みんながマーリーンのパヴァロバは最高!と口を揃えて言うので、ずっと楽しみにしていたのです。
パヴァロバとは、メレンゲを焼いて、その上にクリームとベリー系のフルーツをのせたもの。
元々はオーストラリアのお菓子だそうで、イギリスでも大人気のようです。
イギリスに住むまでは見たことも聞いたこともなかったので、しばらくはババロワ
のことだと思っていたけれど…
ギュウ詰めで身動きが取れず写真が撮れなかったので、かわりに彼のリクエストで以前私が作った似非パヴァロバを。いけてないけど。


メレンゲの甘さが半端ないので、日本人の口に合うかどうかは怪しいけれど…私は好き。

美味しいものをたらふく食べ、楽しい時間を過ごすことができて、幸先のよいサマータイムの始まりとなった一日でした。
あとは本当のサマーを待つのみ!

beetle

昨晩、私はテレビを見ていました。
その隣で本を読んでいた我が夫。
唐突に、ものすごい勢いで本を床に叩きつけました。
びっくりしてソファの上で飛び上がる私。

彼は基本的にとても穏やかなタイプ。
怒ることもないし、気分を害してもそれを表すことも声を荒げることもありません。
毒のあるブラックジョークを言うくらい。
ブラックジョーク好きのイギリス人にはどうってことのない毒加減なのかもしれないけれど、私はいつもドン引きです。
でも、それくらい。
ましてや暴力など!
なのに、突然の暴挙!

ち 「何?!」
J(夫) 「beetle!」
ち 「はぁー?」
J 「だから、本の下にbeetleがいるんだよ!」
ち 「家の中にbeetleなんているわけないじゃん」
J 「嘘だと思うなら本を上げてみればいいよ、ほら!」

彼が持ち上げた本の下から走り出す虫(小さなコガネムシみたいなの)。
悲鳴を上げてソファに飛び乗る虫嫌いの私。
虫を捕獲するべく容器を探す彼(彼も虫嫌いなので素手では捕獲できず)。
コップを使うのはやめてくれー!!とか一悶着ありつつ、無事に虫を捕獲。
外に放すべくドアを開けたら、そこには5センチ強のカタツムリ。
またしても奇声をあげる私。

ち 「なんでbeetleなんて言ったのさ!嘘だと思ったじゃないか!虫なら虫って言ってよ!」
J 「だってあれはbeetleだったじゃない!」
ち 「え?」

私の脳内では『beetle=カブトムシ』と変換されてしまったのだけれど、beetleは甲虫全般を指す言葉だったのでした…
ちなみにコガネムシは、scarab beetle, gold beetle らしい。

冬の間はたまにクモが出るくらいで、家の中に虫なんて出なかったのになぁ…
春なんだなぁ…
イギリスの窓には網戸が付いていません。
見かけたことはあるけれど、ものすごくまれ。
なので、窓を開けていると知らぬ間に虫が入ってくるのです。
暖かくなるのはとっても嬉しいけれど、虫はイヤ。
まぁゴキがいないだけでも良しとするか…



晴れる日が多く、夕焼けが綺麗な今日この頃。

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