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日本って・・・

昨晩、日本に戻って参りました。

成田空港に降り立って、まずパスポートコントロールのスムーズさに感動。
職員が無駄話をする様子なんて全くなし。
イギリスでは、職員同士のおしゃべりのせいで延々待ったりすること多々。
そして、電車やバスなどが時刻通りに発着するって素晴らしい。
さらに、空港やお店やバスなどで働くみなさんが非常に親切で丁寧!
以前はそれを普通のことと思っていたけれど、日本を出てみて初めてわかる日本のサービスの良さ。
声を大にして言おう。
サービス大国日本、このサービスの細やかさは世界に誇れるものの一つであります!

そして、実家に帰ってみてびっくりしたことがもう一つ。
それはシャワーの水圧。
我が家のシャワーの水圧はこんなにも高かったのか!
イギリスのショボショボのシャワーに慣れてしまっていたらしく、びっくりして「ひぃ!」と言ってしまいました。
日本のお風呂って素晴らしいよね!
肩までお湯に浸かれるって素敵。

さらに、ご飯が美味しい。
お米が美味しい。
魚が美味しい!
日本って・・・
日本って・・・素晴らしい国だよね!!
やはり我が祖国が一番であります。

ただ残念なのは、帰国早々の台風・・・
明日から長年の大切な友人の結婚式でグアムに行くのだけれど、飛行機ちゃんと飛ぶのかしら。
彼女はかなり強力な晴れ女なので大丈夫だと思うけれど。

日本の仲良しのみなさま、グアムから帰ってきたら遊んでね!連絡するから!
ではでは、常夏のグアムを満喫して参ります。

愛しの彼…

ここElyに引っ越してから、私の心の大半を占めている心配事。
それは愛しの彼のことであります。

それは、前の家を引っ越す数週間前の出来事。
野鳥好きの義父母は、フードフィーダーに餌を置く以外にも、いつも古くなったパンや果物なども庭に撒いていました。
いつものように古くなったクロワッサンを義父が庭に撒いたところ、どこからかやってきた一匹の猫。
その時私は家にいなかったので見ていないのだけれど、その猫は一心不乱にクロワッサンを食べ始めたらしいのです。

"クロワッサンを食べるなんて、クレイジーな猫だわ!"と思った義母、その猫に近づいて撫でてみたそう。
触ってみてびっくり仰天、骨と皮という言葉がぴったりなほどガリガリに痩せていたそうなのです。
そして、ちょっと薄汚れていたそう。
哀れに思った義母は、ミルクとハムなどをあげたそうです。
それを聞き、きっと野良猫がご飯にありつけなくてお腹をすかせていたんだね…と一同納得。

そして翌々日。
私も家にいる時に、その猫が庭に現れました。
触ってみると本当に可哀想なほどガリガリ…
ミルクやチキンなどをあげてみると、恐ろしいほどの勢いでがっついたのでした。
義父母が観察したところ、その猫はどうやら去勢された雄猫らしい。
ということは、迷子になった飼い猫か、現在もどこかの飼い猫であろうと。
そして、耳も聴こえていないようだと。
それを聞いた私、"飼い猫なのにこんなにガリガリ!耳も聴こえないなんて!すわ虐待か、ネグレクトか!"といきり立ちました。

それ以降、毎日のようにその猫が庭にやってくるようになりました。
その猫を"Skinny Cat"と呼び、彼の来訪に気がついた人が誰かしらご飯をあげていました。
最初は我々に近づくこともなく、声を発することもなく、ご飯だけ食べて去って行ったのだけれど、しばらくするとちょっとずつ長居をするように。
そして、必ず毎日現れるように。
さらに、来訪の時間が日に日に早くなり、最終的には毎朝8時前にはキッチン横のドアのところでスタンバイ。

skinny cat
フワフワなので見た目ではあまり分からないのだけれど、ガリガリなのです。
そしていつもちょっと薄汚れていて、目ヤニもひどいし、毛玉もモジャモジャなのです。

ご飯をあげる係が専ら私になり、徐々に懐いてくるように…
日本にいたときは、何故か猫に嫌われる確率が非常に高かったので、こんなに猫と触れ合うのは人生初!
それまでは断然犬派だったのだけれど、猫って…猫ってすごく可愛いんだね!

ドアが開いているとさりげなくキッチンに入ってくるようになったのだけれど、決してダイニングルームには足を踏み入れないその奥ゆかしさ。
堪りません!
そして、ご飯をあげた後に何時間もこんな風に待たれてしまうと…
skinny cat

そして、ゴロゴロいいながらすり寄ってこられたりしちゃうと…
skinny cat

もうね、私は彼にメロメロですよ。
毎日彼に会うのが待ち遠しくて仕方がない。
そのうち、彼は朝いちでやってきて14〜15時位まで庭で過ごすというパターンに。
私は引っ越し準備の合間にいそいそと庭に向かい、ウフウフと彼と戯れる日々を過ごしていたのです。

心配だったのは、私達はすぐに引っ越してしまうということ…
そして、次に引っ越してくる人達がこの子にご飯をあげる保証はないということ…
それを考えては鬱々となる私。
見かねた義父が、「お腹を空かせていないことも多くなったし、この間は耳も掃除されていたようだし、きっとこの近所で飼われている猫だから大丈夫。こんなにガリガリで耳が聞こえない理由は、かなり高齢だっていうだけだよ。」と。

そうかな…そうかもしれない…でもそうじゃなかったらどうする!と思った私、ある行動に出てしまいましたよ。
えぇ、彼を尾行しました。
もはや私、彼のストーカー。

彼は全く気付かず、スタスタと目的地があるかのように歩いておりました。
そして、一本裏の通りにある一軒の家の方に消えてゆきました。
それを見届けて、あぁやっぱり家猫だったんだ!とほっとするとともに、まだ信じきれない私。
しばらくその場でウロウロして、彼を待ってみたけれど、出て来ず。
きっとあの家の猫に違いない、と納得して帰宅しました。
多分、傍から見たらすごく怪しい人に見えたに違いない。
けれど満足です。

引っ越してしまった今、事あるごとに彼を思い出します。
彼が幸せに、お腹一杯の日々を過ごしていますようにと祈りつつ。
いつかまた彼に会える日がくるといいのだけれど。
私は今でも犬派だと思うけど、猫を飼うのもいいかもしれないなぁ…と思う今日この頃。

三十路の反省…

週末、彼の友達の婚約パーティーにお呼ばれしてきました。
会場はCambridge Quy Mill Hotelというホテル。
彼は昔このホテル併設のジムにマッチョな友人と通っていたらしいのだけれど、彼曰く「周りには何もないちょっと辺鄙なところ」。
パーティーの後に帰るのも面倒だし、そのホテルに泊まろうということに。

買い物をしたり、小腹を満たしたりした後に、ケンブリッジ市内からタクシーでホテルに向かいました。
その道程は10分強という感じなんだけれど、ホテルに近づくにつれて車窓から見える景色が大自然の様相に。
ホテルに到着して周りを見渡すと、見えるものは緑のグラデーションのみ。
ちょっとではなく、かなり辺鄙なところにありました…
ホテルから見えたのはこんな景色。
Cambridge Quy Mill Hotel
泊まることにしておいて正解!

ホテルの敷地も広く、駐車場の横にヘリコプター離着陸用の場所まで併設!
分かりにくいけれど、Hの文字が見えるかしら…
Cambridge Quy Mill Hotel


ホテルもいくつかの棟に分かれていて、それぞれに趣が違う様子。
私達が泊まったのはメインの棟。
Cambridge Quy Mill Hotel
予約は彼に任せていたのだけれど、行ってみたら予約していたのはスイートの1室。
私は今週末から3週間ほど日本に帰るので、「しばらく会えなくなるし、のんびりしたいと思って。」と彼。
広々とした居心地のいい部屋を見てご機嫌の私。
ただ、パーティーの時間が迫っていたので、のんびりする暇もなく慌てて準備をして会場に向かいました。


ホテルのバーで彼の幼馴染と合流し、景気付けに1杯ひっかけてから会場に向かうことに。
だってちょっとドキドキだったのです。
ちゃんとしたパーティーにお呼ばれしたのが初めてだったので。
しかも、主役のカップルに会うのが初めてで、招待客で知っている人は彼と彼の幼馴染だけだと聞いていたので。
パーティー会場のドアを開けると、そこには輝くミラーボールとDJ、大音量でかかる音楽。
ダンスフロアーじゃないか…
踊らなきゃいけないのかしら、、、とさらにドキドキ。

主役のカップルに祝辞を述べてプレゼントを渡してから、会場内のバーで飲み物を買い、まずは友人と空いている席に着くことに。
だって聞きたいことがあったんですもの。
その友人、ブラインドデートのお相手を同伴していたのですよ!
ブラインドデート!!
映画などでは見たことがあるけれど、実際にブラインドデートしている人に会ったのは初めて。
そりゃーいろいろ聞きたいこともあるでしょ。
野次馬根性丸出しで、ワクワクだったのです。
が、席に着いてみたら…
大音量の曲やら隣のテーブルの笑い声やらで、彼らの声があまり聞き取れない…
あぁ、これは地蔵一直線やもしれぬ、、、と思っておりました。

そこに現れたのは主役の彼女。
「みんな、来てくれてありがとねー!今夜は私のお祝いパーティーなんだから、もちろんみんなガンガン飲むでしょ?!」と彼女。
主役に勧められて断れるはずがない。
だって祝いの酒ですもの。
しかも、主役の彼女が自腹で買ったお酒を振る舞ってくれたりしたんだもの。
問題は、彼女が酒豪だったっていうことです…
そんなこんなでかなり杯を重ねることになり、私はかなり酔いがまわり…

しばらくして、主役の彼女が大声で招待客に向かって叫びました。
「みんな何で座ってるのよ!踊りなさいよ!ダンスフロアーに誰もいないじゃないの!悲しいじゃないの!踊ってよー!」と。
それを聞いた私、"そりゃいかん!主役を悲しませるわけには!踊らねばならん!!"と思ったのです。
そして、踊りましたとも。
嫌がる彼と友人をダンスフロアーに追いやりつつ。
主役の彼女や、彼女の友人たちと流行りの曲のサビを大声で歌いながら。
私、うろ覚えなのに。英語も怪しいのに。
かなり酔っぱらっていた模様です…

ちなみに、主役の彼女は23歳。
ということは、彼女の友達も23歳位なわけで。
そんな若い子たちに混じって、踊り歌う酔っぱらいの外国人(私)。
しかも、三十路…
彼女たちに、「もぅ、あなた最高!大好き!」と言って頂きました。
アルコールの力を借りれば、言葉の壁なんてないも同然ってことかしら…

さらに杯が進み、、、記憶も飛び飛びに…
そして、気付いたら翌朝、激しい頭痛を抱えつつ死んだようにベッドに横たわる私。
いつ部屋に戻ったんだろうか…
ゆっくりする間もなくチェックアウトの時間に。
折角スイート取ってくれたのに、、、申し訳ない。。。

重たい身体を引き摺って外に出たら、お庭の緑が目に痛かったです…
Cambridge Quy Mill Hotel


別の友人とケンブリッジ市内で昼食の予定があったので、待ち合わせ場所に向かいましたが、私は抜け殻同然。
友人には会ってすぐに、「ひどい二日酔いで…死に寸です。。申し訳ない、、」とは言ったものの。
会話に加わったのは2%程度。
別れ際に、「今日は本当にごめんなさい…次回はまともな状態で来ますから、、、ごめんね。。」と謝ったけれど、本当に申し訳ないことをしました…
反省しています…
その二日酔いは、就寝時まで引き摺りました。
ちなみにパーティーの写真は1枚もありません。
反省しています…
三十路なのに…

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